剣盾s10シングル使用構築/レート1907/水トムナットウインディ with 愉快な妖精 シーズン10
シーズン10、お疲れ様でした。
環境トップのエースバーンやドラパルト、ポリゴン2やトゲキッスなどが禁止となり、これまで日の目を浴びなかったいろんなポケモンにチャンスが生まれた面白いシーズンだったと思います。
今回は最高レート1907というなんとも言えない結果に終わりましたが、
半年前にレート対戦を始めた初心者が自己最高記録を更新できたので、
憧れであった構築記事を書いてみたいと思います。
書き慣れない駄文で恐れ入りますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
以下、常体。
ロトム(水)
ふゆう @こだわりスカーフ
・おにび
・トリック
臆病 H140 B12 C132 D28 S196
実数値 143-*-129-142-131-144
H = 16n-1
C = H252ドサイドンをダイストリームで確一
S = 最速スカーフホルード抜き
B < D = 余りをDLポリゴンZ用に調整
【役割】
・主に先発
・焼き鳥、焼き熊、焼き兎の生産
・スカーフトリックによる起点阻止
・リザードン対面時にボルトチェンジで削りながらウインディに繋ぐ
本構築の始まりとなったポケモン。
現環境をまとめると
【物理】
パッチラゴン
ウーラオス
【特殊】
ポリゴンZ
このあたりが使用率も高く、対策必須となってくる。
それがSHA○Pの洗濯機こと
スカーフ水ロトムである。
(画像はアイ○スオーヤマの洗濯機)
(筆者は日立派である)
そもそもなぜ今シーズンは水ロトムの採用率が低いのか。
それはパッチラゴンの電撃嘴を耐えないからである。
火トム、カットムなら耐えるところを水ロトムは耐えない場面が多く、リザードンにもダイソウゲンを撃たれ、洗濯槽に苔を生やされる始末。
だがしかし、それらすべての問題はスカーフを巻くことで解決される。
物理には鬼火を、特殊にはボルチェンで後続のナットレイやウインディに繋げばいいだけなので、役割が明確で非常に使いやすかった。
ただ、ひとつ注意点がある。
鬼火とハイドロポンプを撃つときは必ず気合を入れること。
「当たれえぇえぇぇえぇえぇぇぇぇ」
もちろん技を外して負けた試合もあったが、それでも環境トップのパッチラゴンやウーラオスを8割5分の確率で機能停止できる点は非常に大きかった。
選出率: 1位
てつのトゲ @たべのこし
・ジャイロボール
・ボディプレス
・のろい
呑気 H252 B252 D4
実数値 181-114-201-*-137-22
HBぶっぱ
【役割】
・焼き鳥、焼き熊、焼き兎を餌にのろいを積む
「のろい積むナットレイ強いかなと思って」
これはTwitterのフォロワーが開催してくれたフレ戦大会時、優勝した友達が残したコメント。
当時はナットレイ=アシレーヌにしか役割を持てない=使いにくいと思っていたが、騙されたと思って使ってみたところ
「強ぇ…」の一言に尽きた。
特に鬼火で焼いた雷鳥や水熊、ぽよぽよ腹の水兎、おっさん兎などは非常に美味しかった。
モロバレルやヌオーなど水トムの天敵を起点にできるのも頼もしかった。
ただ、リザードンやピクシーなど特殊炎打点持ちがいると逆に丸焼きにされるので、
うまく釣ったり交換読みで技を当てるなど、プレイングで誤魔化す場面も多かった。
ダイマを切る展開も考慮した上での技構成だが、
よりサイクル戦で負荷をかけることを意識するなら「はたきおとす」
対パッチラゴンやドヒドイデなどの性能を高めるなら「じならし」も一考の余地あり。
尚、筆者はドランザー派である。
(Go…SHOOT!!!!)
選出率: 3位
いかく @とつげきチョッキ
・じゃれつく
・しんそく
意地 H204 A140 B140 D20 S4
実数値 191-162-118-*-103-116
H = 16n-1
A = ダイマサザンドラをA↓ダイフェアリー + A2↓ダイフェアリーで確定2発
B = パッチラゴンの珠電撃嘴確定耐え(威嚇込み)
D,S=余り
【役割】
・現環境で唯一「鬼火が効かない物理エース」
・サイクルを回しながら要所でダイマを切って詰める
・神速による高い対面性能+スイープ性能
由緒正しき「スズ式」チョッキウインディ。
初代統一でマスボ級まで上がった半年前から連れ添っている個人的な相棒枠であるが、今回は過去最強といっても過言ではない。
パッチラゴン、ポリゴンZとのダイマ対面に打ち勝てる点。
苦手なアシレーヌやウーラオスもダイバーン+ダイサンダーで無理矢理突破できる点など、現環境において比類なき対面性能を誇る。
水トム、ナットレイとのサイクルで回しつつ、勝負所でダイマを切り、神速でスイープする物理にも特殊にも強い万能犬。
そう、ステロを撒かれなければ…
筆者は芝犬派である。
選出率: 2位
ピクシー
マジックガード @いのちのたま
・メテオビーム
控えめH244 C252 S12
実数値 201-*-93-161-110-82
ほぼHCぶっぱ
【役割】
・ステロ撒きや展開構築、受けルに対する崩しを狙うダイマエース
・ダイマパッチラゴンを珠ダイフェアリーで確定で落とす火力
・火トムやリザードンの役割破壊
「ダイソウゲンを撃つピクシーの顔がシュール」
そんな理由から採用した。嘘。
Youtubeの動画を参考に使ってみたところ、非常に強かったポケモン。
ステロ展開が見え見えの構築に対しても安心して出せるので、最初はウインディよりも選出率が高かった。
しかし後半になるにつれ、マジガピクシーが流行ったのかダイロックが読まれたり、ハピナスでしっかり受けられたりとウインディに出番を奪われがちになった。
構築単位でドヒドイデが重いため、打点としてサイキネを持たせているが、炎技のほうが撃ちたい場面が明らかに多いので失敗だった。
選出率: 4位
おみとおし @きあいのタスキ
・ちょうはつ
臆病 C252 S252 D4
実数値 160-*-100-149-101-192
CSぶっぱ DL調整のみ
【役割】
・選出誘導枠(主にアシレーヌ)
・アイアントの駆除
・稀にストッパーとして機能する
コイツがいるせいか、蟻(アイアント)がほとんど出てこない。
つまり火炎放射は要らなかった。
サイクルで崩せない受けルや積み構築への解答として採用したつもりだったが…
思ったより警戒されているポケモンのようで、選出誘導枠としてかなり貢献してくれた。
パッチラゴンがナットレイ対面で無駄にダイジェットを積んでくれたり、
電磁波撒きが初手に来て水トムと対面して困らせたりするなど。
「環境最速」の名は伊達じゃない。
今さらではあるが、あえてHBでゴツメを持たせたりしても面白かったと思う。
選出率: 6位
バトルスイッチ @じゃくてんほけん
・かげうち
・キングシールド
勇敢 H252 A252 D4
実数値 167-211-70(160)-*-71(161)-72
※よい子はちゃんと最遅個体にしましょう
【役割】
・対トリル、壁展開要員
・ポリゴンZ処理、ミスリード狙い
・アシレーヌ以外の対フェアリー要員
(ニンフィア、ピクシーなど)
展開構築に対する補強要員として招集。
TOP6のような強ポケ相手には出しづらかったが、搦め手を得意とする相手にはしっかりと仕事をしてくれた。
ナットレイでキツい炎技持ちのフェアリー相手にはギルガルドのほうが安定したので、ナットかガルドを選択してクッションに使用することが多かった。
環境にゴーストが減ったこともあり、シャドボを切った弊害はそこまで出なかった。
のろいカビゴン用と対面で居座って撃ち合いやすいように格闘打点を聖剣にしていたが、 A特化のためか火力不足を感じる場面は少なかった。
弱点保険が機能するシーンはほとんどなかったため、持ち物やステ振りは一考の余地あり。
選出率: 5位
最後まで読んでくれた方
本当にありがとうございます。
まだオンライン対戦をはじめて半年の初心者ですが、
ぽけっとふぁんくしょんさんを通して皆さんの構築記事を読み、ここまで来ることができました。
つまらない記事で恐れ入りますが、
感想やご意見などいただけたら嬉しいです。
一緒にポケモン頑張りましょう!
タタキカツヲノ(TN:キノ)